こころと体が発達をする上で何らかの悩みを抱えていたとしても、子どもたちには様々な可能性が広がっています。その可能性を豊かに育むために発達支援を行い、得意な部分は伸ばし、苦手な部分は少しでも克服できるよう、しっかりと寄り添っていきます。
私たちは全ての子どもたちが、将来社会の一員として幸せに暮らせるよう、遊びを通じてその土台作りのお手伝いをします。

新生児医療の充実から、以前の医療技術であれば出産時のトラブルによって命を落としてしまっていた赤ちゃんを助けることができる現代では、NICUに数カ月入院した後、自宅でのご家族からの医療的ケアを受けることとなります。親御さんのなかには医療的ケアが必要ない子供に比べてより一層の責任感を感じてしまい、精神的に追いつめられてしまう方や、昼夜を問わない見守りによって肉体的に追いつめされてしまう方も少なくありません。子どもたちのみならず親御さんの負担が大きいのが現状です。
安心・安全に子どもたちをお預かりすることで、親御さんの「自由な時間」をつくります。
保護者様の「心のよりどころ」となること、が果たすべき使命だと思っています。

スタッフの幸せを重視します。
発達支援の業界ではスタッフが「子どもたちのために」と自らを犠牲にするケースが少なくありません。
多様な子どもたちがいる中で一人ひとりに寄り添う療育をしようと思うと、相当なエネルギーと精神力が必要です。最適な人員配置や労働環境の中で保育をしていくことが、最終的には子どもたちのためになっていきます。
仕事と生活の双方を充実させ、仕事とプライベートの相乗効果により好循環を生み出すことが必要だと考えています。

私たちの児童発達支援事業は、すべての児童発達支援を必要とする子供たちの成長と発達をサポートすることを目的としています。
医療業界で培った経験を活かし、医療的ケア児の子どもたちが新たな可能性を発見できるような支援を提供したいと思っています。

医療的ケア児や児童発達支援を必要とする子供たちをサポートするために、より特別なケアが必要とされます。
児童の発達支援は、医療と福祉の両分野の専門知識と経験が必要不可欠です。
医療業界において２０年近くの経験を積んできた私は、「えほんの木グループ」が掲げる「特別なケアが必要な子にこそ安心して成長できる環境を」
に強く共感し、医療的ケア児対応児童発達支援事業を開始する事を決意しました。